センター英語についての解法と勉強法について(6) | クラズユニック

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センター英語についての解法と勉強法について(6)

スキミングに続いてスキャニングの説明をします。スキャニングとは、必要な情報のみを探し出す方法です。従って、まず本文を読むより先に、設問を読むことが必要で、その設問について該当する箇所を本文から探すことになります。センターの問題では、主として、第4問Aのグラフ・表問題とBの広告の問題、さらに第5問にある説明文を解くのにこのスキャニングは有効です。これらの問題は必ず設問を先に読み、何の情報が必要かをチェックしてから本文を読むのがよい。その時、選択肢まで読むべきかどうかは一概に言えません。その選択肢の英語の分量が少ない時や、各選択肢の違いが見てすぐわかる時、本文超長い時などは選択肢を読むべきですが、そこは臨機応変、工夫の余地ありです。さて、スキャンする時、設問中のどの語句に注意するかが問題です。動詞や形容詞・副詞などは、本文では違った言い方をすることが多いので(これを言い換え、パラフレイズと言います)十分注する必要があります。むしろ、名詞をスキャンするのが有効です。例えば、固有名詞(人名、地名、年号など)や、二語以上の句(例えば、形容詞+名詞)などに注目し、これを○で囲み、本文から該当する語句を捜し、○で囲んでいく。これがスキャニングの具体的なやり方です。上手に利用して下さい。