進路指導重視の大学受験指導 | クラズユニック

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理事長

進路指導重視の大学受験指導

浪人生指導では進路指導は軽視され、本人任せで、教科のみの指導に偏るのが一般的であるが、当校では進路指導と教科指導は両輪である。なぜなら、浪人指導こそ彼らの将来の職業観を現実にするための準備の期間であると考えているからである。生徒の中には前期試験で北大(経済)、後期試験で教育大(札幌)などと志望する場合がある。これは一体何なのか?実際、前期北大を失敗して、センター試験はA判定でありながら後期教育大も不合格の生徒がでることも事実である。なぜか!この生徒は本気で教員になりたいと思っていないことを見抜かれているからである。
小論文や面接を課している大学では生徒の本音を見抜くことが目的であり、各大学が想定する学力レベルに達していれば合否の決め手は論理的思考力の有無と本気度である。
大学進学とは学力ゲームではなく、将来の進路をエビデンスに、学力を到達させることであり、それこそ「こんな私だって○○大学に!」などまったくナンセンスな標語と言わざるを得ない。
大学受験は大学レッテルで受験することではなく、学部こそ重視すべきである。まして浪人生は進路を具現化するために費やす重要な期間であるからこそ見失うことのないよう彼らの夢を共に育む指導をしたいと当校は考え実行している。3月7日、北海道教育大学が合格者発表をし、本気で教員になりたい卵が当校から多数合格した。おめでとう!理想の教員像を胸いっぱいに抱き、大学4年間は一生懸命教員としての勉強をして、力のある教師になることを期待している。教育の仕事は何にもましてすばらしい職業です!(SF)